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みなさんこんにちは。ブログを開いていただきありがとうございます。今回ご紹介させていただくのは山本甲士さんの「民宿ひなた屋」です。山本甲士さんの本は今年だけで3冊目になりました。1番最初に読んだ「ひなた弁当」と2冊目に読んだ「ひなたストア」がとても面白く、山本甲士さんの世界観が好きになり、続けて読ませていただきました。



 物語のあらすじはプロの釣り師として活躍する夢に破れた古場粘児は、地元の佐賀に帰省して実家が経営する小さな民宿ひなた屋を継ごうとするが、時代の流れもあって既に経営破綻寸前だった。その上、他の職探しにも失敗し、交際中の女性がケガで入院したため中学生の娘・希実まで預かることに。しかし、気まずい関係だった希実が釣りに興味を示したことをきっかけに、ひなた屋大復活のアイデアが生まれる!積み重ねてきたものは、いつか役に立ってくれる。夢破れたアラフォー男と、希望をなくした不登校の女子中学生。〔負け組〕コンビが奇跡を起こす!


 今回の主人公は古場粘児ですが、話の軸は粘児と粘児の交際相手の娘希実の2人が中心となっています。勿論物語なので、少しトントン拍子に進み過ぎている部分はありますが、復活劇は読んでいてとても大好きな世界観でした。主人公の粘児は釣りの仕事を諦めて、仕方なく実家の仕事をやることになるものの色々な出会いから釣りが仕事の一部に。元々釣りの仕事をするために民泊の仕事をしないと決めたが気づいたら民宿ひなた屋の仕事をしながら釣りで食材を用意する。ずっと二者択一しかないと思い込んでたけれど、そうじゃなかった。希実との出会い、生活で新たなことに気づく。今回の物語はそういった他人との関りから得るものが多いと感じた物語でした。


 少しだけ話かわりますが、私が最近よく聞く歌で 乃木坂46の奥田いろはさんセンターのアンダー楽曲「落とし物」で好きな歌詞が【上手くいかないことを諦めず 何度でも手を伸ばせばいいさ 一番欲しかったものをいつの間にか道に落とすな】というものがあります。今回の主人公粘児は歌詞のような人生だと感じます。それが自分に重ねてしまい粘児のような人生を過ごしたいを今後行きたいと思いました。正直今上手く行かないことだらけですが、例え1度諦めたものでも粘児のようにふとしたきっかけで自分の本当に欲しいものを手に入れるように突き進む人生を過ごして行きたいです。


 最後まで読んでいただきありがとうございます。


 


 


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