「誰かがやるからいい」

query_builder 2024/05/12

 みなさんこんにちは。ブログを開いていただきありがとうございます。  


 新学期が始まり、1ヶ月間が過ぎましたが新しい環境には慣れたでしょうか?私は新しい学校や職場は苦手でした。特に最初の1ヶ月は「新人だし、俺がやらなくてもいいでしょ」と思いボーとしてしまうことが多かったです。それ以外にも大人数の会議でもあまり意見が言えませんでした。ここでも「ほかの誰かが発言するからいいでしょう」とついつい他人任せになってしまいます。  


 実はこの「誰かがやるからいい」という心理にも名前があり、【リンゲルマン効果】というそうです。リンゲルマンはドイツの心理学者の名前です。 具体的に説明すると人は集団行動や共同作業をするとき、無意識の内に手抜きをしてしまうというものです。人数が多ければ多いほどに一人一人の力が弱くなってしまうことがわかっています。  


 リンゲルマン効果には実験もされていて、綱引きの実験です。一人ずつ綱を引っ張り、その力の入れ具合を%で表したものです。

1人→100% 2人→93% 3人→85% …8人→49% このような感じで人数が増えるほど1人が出す力が弱くなります。8人だと1人の時の半分の力しかだしていないことが実験でわかりました。  


 こうした事態を防ぐには、グループの人数を少人数にして責任の所在を明確にすると良い結果が生まれやすいと言われてます。私自身もリンゲルマン効果をしってからできるだけ少ない人数の最少人数でやることを心がけて仕事や作業をしています。最後まで読んでいただきありがとうございます。


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